2013年4月10日水曜日

ブラック!

メキシコの教会のほとんどはカトリックの教会らしいです。
オアハカもカトリコが多く
べべがオアハカで始めに借りたアパートの大家さんは夕方6時から8時過ぎまで毎日教会に通っているという敬虔振りだった。

教会も本当に沢山有って何故こんなに沢山教会って建ったんだろうか?
そしてオアハカの教会は豪華だったよ
一番有名なのがサント・ドミンゴ教会で
何てったってスーパーバロックめちゃくちゃに豪華!
ヤリ過ぎで落ち着かなくて長くは教会の中に居られない、
豪華なら良いかって言うとそうでもないよ小林幸子的な感じでしょうか?
隙間なく装飾がされててお腹いっぱいになっちゃう!

そしてソレダ教会、この教会は大好きだった、メキシコはマリア信仰の教会も多くて
ソレダさんもマリア様で相当な美人さんだった。

それに加えてキリスト教が布教される前に信仰されていたんだと思うんだけどグアダルーぺの
教会もあって、べべの個人的な感想だけどフランスやスペインなんかの教会に比べるとシリアス感が強くなくてクリスマス前の装飾なんかはちょっと可笑しいくらい安っぽかったりするしね
だからと言って厳かさがないかといえば十分に厳かです。

実際には歴史的に相当にシリアスな宗教的なインディヘナへの迫害がオアハカでもあったようです。


訪ねる街で必ず幾つかの教会を訪ねてみますが印象深かったのは、メキシコ南部やガテマラに行くと教会でマヤの儀式が行われていたり
サンシモンと言う酔っ払いの神様がいて、タバコを吸わせたり、お酒を飲ませたりして腕をさすったりしながらサンシモンに悩みを聞いてもらっている男性の姿が印象的でした。

そして、その願い事によって色の違うロウソクに火を灯すのです。
赤、白、黄色、緑、そしてブラック!!!
呪い、恨みの願い事を叶えてもらう時のロウソクの色だそうです。
べべがサンシモンを見に行った時も2本堂々とブラックに火が灯されていた…………
いや包み隠さず正直でいいですけどね
べべが心配なのは売店でロウソク買う時、なんて言うんでしょうか?
ブラックください?
怨み一つ?
呪いいっちょ!か?

2013年3月27日水曜日

パスタとカクテル

モレーリアにはフルーツカクテルっていうものが売っていた。
数種類のフルーツを賽の目に細かく刻んでを大きなコップに山盛り入れてレモン絞ってもらって食べるんだけどこれは本当に美味しかった。
メキシコ人はこれにチレを掛けて食べてますけどね、
しかしながら賽の目に果物を刻むだけで人が並ぶほど繁盛するとは………

そういえば「栗原はるみ千切りで一儲け的」な週刊誌のタイトルが電車の中吊りにもあったっけ………
食べ物を細かく切るという行為は名物を生み出すまでの技なんだ!
そうか!一儲けもできる技なんだなっ~
山形県の郷土料理にも「だし」があるじゃないか!

なんてソカロのベンチでフルーツカクテルを方張りながら考えていた。

食べ物の話ばかりで恐縮ですが、モレーリアにはなぜか?マリスコス、魚介料理のレストランも多くて評判のレストランで食べた大盛のエビのクリームパスタはまずかった。
フランスで学んだ、「パスタなんていうものをパスタを主食にしている国以外の所でなんて食べるもんじゃない」の法則を忘れてつい頼んじゃった。
フランスで出てきたパスタよりはマシだったものの、ストライクゾーンの広いべべの舌をもってしてもまずかった、モレーリアで、そしてチチカステナンゴでも一度失敗した。
失敗するとわかっていてもパスタが食べたくてしょうがない時があるんですよね、
そしてメキシコやガテマラではパスタが美味しくない理由があるのですよ、
それはね、標高の高い街が多くて水の沸点が低いんだって、それゆえにアルデンテを望む事は出来ませんのです。
ご飯もね、なんかね芯が残るか、のびるまで炊き続けるか
あるいはスーパー圧力釜を使えばおいしいのが炊けます。
と物知り博士が言うとった。
皆さんパスタにはご用心!
因みにモレーリアの標高は1921m
とても美しい街ですぞぃ

2013年3月26日火曜日

宿問題と奴の巻

日本人は何不自由ない生活を自国でしているお陰様で旅の宿選びにはいろいろと慎重になってしまう。
ホッとシャワーが出るのか?の「シャワー問題」
Wi-Fiがサクサク繋がるか?の「Wi-Fi問題」
ベットのスプリングがヘタっていないか?の「スプリング問題」に「鍵問題」そして「トイレ問題」と問題が目白押し…………
安宿に泊まっているんだもの、この辺りまでの問題はまだ何とか我慢が出来ても
虫問題はあかん!
寝ている間に虫に刺されるような宿だけには泊まりたくないのである。
そんなこんなをクリアーした素敵な宿が今泊まっている宿である
とても気持ちのいい宿で共同のキッチンが付いていて
部屋には大きい窓もあって大変に気持ちがいい。

朝早く又は夜遅く宿泊客が寝ている時間にひっそりとインスタントコーヒーをテラスで飲むのが楽しみだった。

4日前までは…………
ただいまこの気持ちのいい部屋の隣にまったくもって呆返る男が泊まっているのである。
いい歳の中年男で
ドスの利いたガラガラ声が大きく、フレンドリーと言えば聞こえはいいが誰かれ捕まえては大声でしゃべりまくる!大声で歌う!独り言にあってはいけないボリュームで独り言ちる
そして部屋の壁は薄いのだ………
兎に角喧しさ120点満点なのである。
呆れた事にブーブークッションなみのおなら連発で
歯を磨く時のオエオエは最も迷惑行為の一つで
朝っぱらからマリファナスパスパでまたまたオエオエ咳き込んだりするのである。

その上、大音量でウーハーを効かせてレゲーやらクラブミュージックをシスコンを持ち込んで夜な夜な聞き続けるのであるから迷惑極まりない。
ウーハーの効いた喧しい音楽のお陰で眠れない夜を過ごしたべべは機嫌が悪かったのは言うまでもない。

朝っぱらから隣の部屋で大きい音で音楽は鳴り続けていて全く迷惑な奴だと思っていたが………
なんと奴はテラスで管理人を捕まえて大声で喋りまくっていたのである!
つまり奴は部屋に居なかったのだ!

え?なになに?このやかましい音楽は一体誰が聞いているのですか?こんにゃろ~
朝っぱら意味の無いヤカマシさをどんだけ大放出すれば気が済むんじゃい!こんちくしょ〜
資源国並みに負のエネルギー産出量に恐れ入るわ!

わしは言ったよ!
べべ「ちょっと!音楽のボリュウム下げてよ!」
呆れ男「部屋に入ってボリューム下げていいよん~」
べべ「部屋に入ってもいいんだね!」
呆れ男「べべ!僕のものは君のものだよ~」
とか切り返してくるのである!
なんていう厚かましさ!

こんにゃろ~の部屋のシスコンのボリュウムをOffにしてしばし寝ることに………
ああ〜何という静けさ………
そして二時間後目を覚ますとテラスでは時が止まっていたかの様にこんにゃろ〜がでっかい声で
同じ場所に立ってまだ喋り続けていたのである……………
そして奴はその日この宿を去った。

平和が戻って来て嬉しかった。素敵な日々が戻って来てインスタントコーヒーと旅の残り少ない時間を過ごしていた今日になって
後方から「ご機嫌いかが?」って声を掛けられて振り向いた瞬間呆れ男がハグをしてきたのである、マジですか?神様?
べべってなんかこの旅で悪いことしたっけ?
この旅は残すところ後2日だって言うのに…………
ご機嫌いかいかが〜ってご機嫌急に悪くなったわ!

そして男は隣の部屋に入ったかと思いきや
すぐに出てきて宿をぐるり歩き回り話の出来る相手を探していたが居ない事を確認するや否や

何ということでしょう〜(劇的ビフォーアフターのテーマ曲とナレーションよろしく!)
べべの部屋の前の鏡で自分の面積の広い顔を撫でたかと思いきや、廊下でおもむろに腕立て伏せを始めたのある……………
うっとうしさの完成度が高すぎてちょっとイタギモチヨサすら感じ出した。

こう言った一部始終を観察している私も私ですが
なかなか持って旅の最後に誰にでも話せるお土産話が出来たと言えば出来た訳である。

2013年3月25日月曜日

サンクリストバル・デ・ラスカサス

サンクリストバル・デ・ラスカサスにはオアハカで知り合ったあきちゃんが誘ってくれた。
夜行のバスでオアハカを出て朝早くにサンクリに到着してバスを降りてみると
ネパールに似てる!少しヒヤッとした空気感も、山に囲まれている景色も、街の鈍い感じも………あ!人の顔だって似てるぞ!…………
ワタクシはなぜ以前見たことのある自分の狭い経験の中から同類のものを引っ張り出してきて照らし合わせちゃうんでしょうか?
あまりいい癖じゃないんです、
今になってみれば似ている所なんてほぼ山に囲まれている街だっていうことくらいだったんですけどね。

オアハカに比べるとぐっと民族衣装を着ている人たちが増えるし、
人が全体的に小さいよ~小さい!
近くの村々にはそれぞれに個性的な民族衣装があって、それを着こなす姿は小さな子供であっても厳かさを感じさせます。
そして、この街はそれぞれの家に塗られている壁の色が何ともいい色で
「旅は色の経験でもありますよ!」って教えてもらった気がします。
ここの街であきちゃんと別れた後に移った宿の窓からは大きく山の景色がいつでも見えて
壁の色が水色で良い部屋だった。
この壁の水色が上手い言葉が見つからないけど、艶のない穏やかな鈍色の水色で
こんな水色ってどんな絵の具の何色と何色と何色をどのくらいの割合で混ぜると出来上がるんだろうか?
いい色だな~宿に帰る度にそう思うんだから大した壁だ!

色と色の組み合わせ、割合がとてもいいな~そう思わせる壁の色をサンクリでは幾つも経験した、

壁の色が印象的な街サンクリでは美味しいインドカレー屋さんにも出会った。
日本人女性が営むインドカレー屋さんの噂はオアハカでも聞いていたし、後に
メキシコシティーでも話題に登っていた、有名店?
カレーは丁寧に作られた愛情を感じられる味で美味しくて何度か通いました。
豚肉入りの辛いインドカレーは本当に美味しかったな~
「わし!」と自らを呼ぶカレー名人は本人も美味しそう、で、とことん逞しい!

何でしょうか?メキシコのサンクリで本格インドカレーを頬張るという旅の平衡感覚を無くすような組み合わせも又とてもいいな~と感じたのでした。


2013年3月20日水曜日

コーヒーカップ


行ってみたかったメキシコの街を二ヶ月近く掛けて旅をしてきて
オアハカに戻って来たのは3月の半ば
バスのターミナルからタクシーに乗ってオアハカの街を窓越しに眺めた時
オアハカが自分にとって懐かしい場所になっていることに気がついて少し不思議に思えた。

懐かしさって言うのは安心感とワンセットかな?
二ヶ月近くの旅で疲れていたのと
見知った街に帰ってきた安心感が大きかったのかもしれないけど
街を走るタクシーの窓を見ながら気持ちがグッとおセンチに傾いた。

旅をしているとスペシャルなものを沢山見るし感じるわけで
それはそれはくたびれる、それにメキシコの旅は緊張感も必要で
疲れていたんだ!
オアハカに帰って来て具合が悪くなった。
そんな時に旅で知り合った友達からから「旅には休息も必要です。」なんていうメールを受け取ってそうか?休息だ!

歯まで痛み出して、日本から持って来ていた薬を飲んでゆっくりとオアハカで過ごす。
そうしてみると以前に過ごした二ヶ月間の間に目に入らなかったものが見えてきたり、
以前は別に欲しいとも思わなかったものが欲しくなったりした。

オアハカに帰ってきてコーヒーカップを買っちゃった。
バックパッカーのべべが陶器のコーヒーカップなんて買ったって持ち歩いてる間にすぐに壊れちゃうって………
でも欲しくなって買った。
バロベルデと呼ばれる陶器のコーヒーカップは薄手の
織部色の焼き物でオアハカの小さな村で焼かれているんだけど
おたふく風邪でもひいたみたいに半分から下がまあるくぷっくりと膨れた形が愛嬌があってかわいいんだ〜

両手で持つとすっぽりと手のひらの中に収まるくらいの小さめの大きさで毎朝美味しいコーヒーをこのカップで飲みながら旅のイロイロを浅く思い返してみたりしてる。

すぐに割れてしまうかもしれない、それでもいいや、そう思って買ったコーヒーカップだったけれど
旅の終わりが近づいて来た今となっては
日本に帰るまで何が何でも壊さずに持ち帰ろうという覚悟が出来たのだ。

2013年3月18日月曜日

揚げたてポテチ

オアハカは屋台がたくさん出ていてついつい買って食べ歩きたくなっちゃう
トウモロコシの茹でたもの、焼いたもの、寒くなるとポンチというフルーツがたっぷり入った
暖かい飲み物もあるし、タマレス、ハンバーガー、トルタ、それにポテトチップス

ポテトチップスの屋台は人気があっていつ通りがかっても行列ができてたな~
ジャガイモをその場で薄くスライスしてカンカンに熱くした油の中に
ザーッと通した揚げたてのポテチ最高だった

ジャガイモを大っきな油の入った鍋の中に入れた瞬間ジャガイモの水分がモクモクって鍋から蒸発して辺りが真っ白く曇るのは豪快!
オアハカの人はね、それを小さなバケツぐらいの大きさの入れ物に
山盛りお持ち帰りでこれまた豪快極まりない。

べべは小さなビニールに入れてもらって、チレソース、塩、レモンを絞ってもらうんだけど
揚げたてほやほやのポテトチップスなんて日本で食べたことがなかったので初めて食べた時には美味しさにクラリ
ぽりぽりしながらの夜オアハカ散歩が楽しみだった。

街の中心にある広場、ソカロではいつでも民族衣装のブラウスやアクセサリーを売っている露天が並んでいてそこにマリンバの演奏、ギター、マリアッチ、フォルクローレが加わって
そこに居るでけで楽しいよ
たまには、ダンソンというゆったりめの音楽に合わせて踊るダンスが見られる日があって
年配のカップルが踊るダンソンは見ているだけで艶っぽい優雅さにやられちゃう
いいな~歳をとってもあんな風にお洒落で素敵でいられますように
あ!素敵な恋人も必要だった!

ポテチぽりぽりそこんところに気がついちゃったんだな~
しょぼ~ん

さよならオアハカ

10月の28日、メキシコで始めての街オアハカに着いてから
結局のところ、オアハカという街に二ヶ月の間居た事になったな~

この二ヶ月は「死者の日」から始まってメキシコ版サンクスギビング、クリスマス、お正月とイベントが次から次にあってオアハカ
は兎に角にぎやかでしょっちゅう街の何処かでコンサート、パレード、古本市、映画祭、エキシビジョン、その間にデモもある

お正月をまたいでそろそろ重たい腰をあげて旅に出なくっちゃそう思い出して
荷物をまとめだしてみるとこれがまた予想以上に荷物が増えていた。

物欲大魔王のべべはこれでも相当に「欲を抑えてオアハカ」のはずだったのに
抑えても抑えてもこのざまだよ
欲しいものは山ほどあるが、これから旅に出るって言うのに
これは買ってはあかんやろが!
そう自分に言い聞かせながらの二ヶ月だったはずなのに……………

古本、陶器の人形、作品を作る為の材料、そして、かご、カゴ、籠!やっぱり買っちゃってたね
籠!多分前世カゴ職人だった血が見事な出来のカゴを見ると次の瞬間に財布を出す。という連鎖反応を起こすのだからこれはいた仕方ない。

そんなこんなで実家宛に10kの荷物を一つ送ることにして、ダンボールを探してガムテープ買ってって荷造り、流石に自分の荷物だけを家族に送りつけるのも気が引けたんでギリギリになってメキシコ産のコーヒー、飴玉、クッキーなんかで体裁見繕って

荷物を出して、更に滞在していたアパートに一つ荷物を預けることにして荷物をまとめ終わると淋しくなって来た。
ほんの二ヶ月滞在していた街を離れるだけでこんなにも淋しいものなのか……

それでも二ヶ月後に友達とオアハカで落ち合うことになっていたので
また戻ってくるけどねさよなら~オアハカ
また戻ってくるからね~

で、夜行バスでサンクリストバル・デ・ラスカサスヘ